ポケモンの休憩所

結晶塔の帝王 ENTEI

あらすじ

アンノーン

グリーンフィールドに父親のシェリーとミーが邸宅に住んでいました。 ある日、シェリーは遺跡の調査中行方不明になってしまいます。 ミーが父親が残した奇妙なカードを並べていると、謎のポケモン「アンノーン」が現われました。 アンノーンは邸宅を結晶化してしまいます。

サトシ一行、グリーンフィールドへ

サトシ達はジョウト地方へ旅をしている途中、ポケモンバトルをしたリンと一緒にグリーンフィールドへ寄るところでした。 ところが、そこは結晶化してしまい、本来の景色はありませんでした。 そこに、エンテイが現われ、結晶化の調査に来ていたオーキド博士と一緒にいたサトシのママを連れ去ってしまいます。 ミーは母親が欲しいとエンテイに願い、エンテイはその願いを叶えようとします。

結晶塔へ

サトシ達はママを助けるため、結晶塔へ向かいます。 川の水は結晶化していないので、そこから向かうことにしました。 その様子をミーも見ていました。 ミーはポケモントレーナーとバトルがしたいと言います。 サトシ達は奥へ進んでいくと、ミーが大人へなった姿となって現われました。 そして、サトシ達へバトルを挑みます。 オーキド博士によると、アンノーンは心を感じ取り形にするポケモンとのことです。 結晶塔はミーの意識が支配しているようなものでした。 ミーの挑戦に、タケシが受けます。 サトシとカスミは上を目指します。 再びミーが現われ、カスミがバトルを引き受けます。

ひとりぼっちのミー

サトシはママとミーのところへたどり着きました。 サトシとママはここから出るように説得しますが、ミーは拒否をします。 そこに、エンテイが現われ、応戦します。 戦いの末、ミーがサトシを攻撃するのをやめるように言います。 そして、ミーを結晶塔の外へ連れて行こうとします。 しかし、アンノーンが暴走してしまい、力を制御できなくなっってしまいました。 エンテイと共にアンノーンの暴走を止めます。 ミーがエンテイの力を信じた結果、アンノーンの暴走を止めることができました。 ようやく、結晶化した塔が元へ戻りました。

舞台

  • グリーンフィ-ルド
  • 遺跡

備考

  • アンノーンはミーの空想を実体化させ、エンテイや結晶塔などを創り出す。終盤で自分たちの力を制御できなくなり、暴走する
  • サトシの説得で外の世界の素晴らしさを知り、自身の願いを止める
  • エンディングでシュリー博士が連れてきた女性については、本作のフィルムコミックでは病気で入院していたミーの母親という記述がある(作中では明確に描写されていない)
  • リザードンはリザフィックバレーで修行中だったが、テレビ中継によりサトシのことを知る
  • カスミ曰く、グリーンフィールドはジョウト地方の女の子の行きたい人No1

感想

エンテイのテーマは親子の絆です。 ミーの母親や父親が家からいなくなったことによる寂しさから、アンノーンによって自身の家を結晶化させ、幻のエンテイを呼び出します。サトシは自分の母を助けようと、結晶塔へ侵入します。